Photoroomには自動再生を有効にする設定があり、環境設定でオン/オフを切り替えることができます。この設定は、デザインやテンプレートのオブジェクトレイヤーを移動したときに、PhotoroomがAI背景とAI影を再生成するかどうかを制御します。
ここでは、「自動再生を有効にする」のオン・オフについて説明します。オン/オフの切り替え方は、AI背景とAIシャドウの自動再生をコントロールするをご覧ください。
自動再生を有効にするをオンにするとどうなりますか?
Enable automatic regenerationはデフォルトでオンになっています。これは、デザインまたはテンプレートのオブジェクトレイヤーを移動すると、Photoroomが以下を行うことを意味します:
AI背景を再描画します。
AIシャドウを再描画します。
AIは、オブジェクトレイヤーの新しい位置を考慮しながら、同様のルック&フィールを維持することを目的としています。
例えば、下の左の画像は元の画像の位置を示しています。右の画像は、バッグのオブジェクトレイヤーが移動し、AIの背景が再生成されたことを示しています。
自動再生のメリットは、AI背景とAIシャドウが常に適切でリアルな画像になることです。しかし、AI背景が以前のバージョンと予想以上に異なるデザインに変わってしまうこともあります。
ヒント:AI背景を残したい場合は、前景レイヤーを削除して背景だけを画像ファイルとしてエクスポートできます。そうすれば、通常の背景として使える静止画像としてインポートできます。同じ画像になりますが、前景レイヤーを移動しても変わりません。
自動再生を有効にするをオフにするとどうなりますか?
自動再生を有効にするをオフにすると、オブジェクトレイヤーを移動してもAI背景やAIシャドウは再生成されません。
しかし、オブジェクトレイヤー上のコンテンツもAI背景レイヤーの一部である可能性があることに注意してください。そのため、オブジェクトレイヤーを移動しても、オブジェクトは元の位置の下に表示されます。
例えば、下の画像1では、オブジェクトレイヤーにバッグが含まれていて、それが中央から左に移動しています。しかし、バッグはまだ下の元の位置に見えています。これは、バッグもAI背景レイヤーの一部だからです。
これを修正するには、レタッチを使って背景レイヤーからオブジェクトを削除します。手順については、AI背景の一部を削除するを参照してください。